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ヤードバーズ The Yardbirds
2007年01月12日 (金) 19:46 | 編集
ヤードバーズは1960年代にイギリスを中心に活躍したロック・バンドで、1964年のデビュー当初のメンバーはキース・レルフ、クリス・ドレヤ、ジム・マッカーティ、ポール・サムウェル・スミス、エリック・クラプトンの5人で、ブルースやR&Bのカヴァーを演奏していましたが、クラブでは評判となるもののレコードのセールスは今ひとつ伸び悩んでいました。それでより人気を獲得しようと職業ライターのグレアム・グールドマン作の「For Your Love」(全米6位/全英3位)を録音することになりますが、それに反発してエリック・クラプトンが脱退してしまいます。クラプトン抜きで録音された「For Your Love」(全米6位/全英3位)はシングルとしてリリースされ、ヤードバーズにとって初めての大ヒットとなります。そして、エリック・クラプトンの後任としてジェフ・ベックが加入し、「Heart Full Of Soul(ハートせつなく)」(全米9位/全英2位)、「Evil Hearted You(いじわるっ娘)」(全英3位)、「Shapes Of Things」(全米11位/全英3位)、「I'm A Man」(全米17位)、「Over Under Sideways Down」(全米13位/全英10位)などのヒットを飛ばして全盛期を迎えますが、次はポール・サムウェル・スミスが脱退してしまい、その代わりにジミー・ペイジがメンバーとして迎えられます。ジミー・ペイジが加入した当初は前任のポール・サムウェル・スミスがベースを担当していたことから彼もベースを弾いていましたが、リズム・ギターのクリス・ドレヤとの技量の差は歴然としていたためにギターに転向し、ジェフ・ベックとのツイン・リード・ギターが実現します。しかし、ベックとペイジによるツイン・リード時代は長く続かず、「Happenings Ten Years Time Ago(幻の10年)」(全米30位/全英43位)、「Stroll On」など数曲を録音しただけでジェフ・ベックは脱退してしまいます。その後は4人だけで活動を続け、キース・レルフとジム・マッカーティが脱退した1968年7月に実質上解散ということになります。
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